恋愛は好きになった方が負けなのである
この漫画のテーマをもう一度出してきましたね。
それほどこの「二つの告白」は重要なものだということがわかります。
- かぐや様の頭の中
- 会長の答え
- かぐや様が言葉にできない理由
- 白銀会長が本当に見せたかったもの
について書いています。
前編はこちらからどうぞ

Contents
【かぐや様は告らせたい 125話】かぐや様の頭の中
会長にどうしてこんなことをしたのか聞くが、
と返されてしまいます。
頭の中でかぐや様はわからないという言葉が浮かびます。
会長のことをいつも見ていて、時計台の上にいることもわかったけど、
なんで会長がこんなことをしたのかわからない
ここからかぐや様の疑問が頭に浮かびます。
どうしてここに?
私が来るとわかってた?
試されてるの?
どこまで計算?
という文化祭についての疑問が浮かび、
次第にもっと深い疑問へと変わっていきます。
私が告白したらなんて答えますか?
私の気持ちにどれ位気付いてる?
私のことどれ位好きですか?
聞きたい、言いたいことはたくさんあるのに思い浮かんだ言葉を口にするのは怖いと感じてしまう。
その理由は答えがわからないから。
わからないから怖い
これが全てです。
好きだと言うチャンスなのにそれができない。
それは怖いからだったのです。
【かぐや様は告らせたい 125話】会長の答え
なんでこんなことをしたのか?
その答えは
四宮に見せたいものがあるから
その後もなかなかクサいことを言うのですが、謎のテンションなしで言ってしまうとは胆力がすごい。
白銀会長は怪盗を追い詰めた景品として何か欲しいもの、してもらいたいことはあるか聞きます。
かぐや様にとって、してもらいたいことは明確にある。
会長にずっと側にいて欲しくて
あなたに告白して貰いたい
そう頭の中で言うのでした。
決して言葉にはできません。
【かぐや様は告らせたい 125話】かぐや様が言葉にできない理由
人生は辛いことから耐えるだけだと考えていたかぐや様にとって、生徒会での日々は今までの価値観を変えるには十分でした。
そして、会長の優しさに気付くたびに自分の冷たさ・醜さが思い知らされるわけです。
氷のかぐや姫時代ですね。
そんなかぐや様には
私のような人が会長に好かれるのか
という不安が常にありました。恐怖の根源といったところです。
会長は誰にでも優しい人。
だから私にも優しくしてくれる。
それを私だけに特別だと勘違いして舞い上がっているんじゃないかという不安。
思い上がって告白して、今までの関係が壊れたらと想うと
怖くて言葉にできない
んですよね。
常にあった不安、関係が壊れることへの恐怖
から言葉にできないんです。
好き
付き合ってほしい
言いたいことはたくさんあるけど言えない。
言ってもし拒まれたら、この関係が壊れてしまう。
だからかぐや様は告らせたい。
私の告白は失敗するかもしれない
けど、
会長が私に告白してくれば成功率100%なのは間違いない。
だからかぐや様は告らせたいのです。
【かぐや様は告らせたい 125話】白銀会長が本当に見せたかったもの
かぐや様を困惑させてしまい、奥の手を出す会長。
それは最高に素敵なプレゼント。
それはどうしても言葉にできない会長が選んだもの。
それは白銀会長の気持ちが伝わるプレゼント。
ハート
高く飛ばしたバルーンの中に仕込んであったハートの風船を空から降らせました。
分かるか四宮 これが俺の気持ちだ
まさか怪盗が奪った風船を降らせるとはオシャレです。いや、エモいです。
奉心祭でハートの贈り物。
この意味がわからないかぐや様ではありませんね。
花火回といい、神回は白銀会長の準備量がハンパないですね。
「二つの告白」後編はこちらからどうぞ
https://amateur-sabr.com/two-of-confession-3