- ウルトラロマンティック作戦
- 会長が言葉にできない理由
- 告白よりも大事なこと
- 人生の選択
- ご褒美
について書いています。
125話はこちらからどうぞ
Contents
【かぐや様は告らせたい 126話】ウルトラロマンティック作戦
白銀会長がやろうとしたこの作戦は、文化祭の完全私物化の上に成り立つものでした。
そのために
- 藤原書記を封じるための「謎解き」
- 文化祭でキャンプファイヤーをするために伊井野と石上を実行委員に派遣
- 伊井野の導線に飲食の展示
- 石上を封じるためのつばめ先輩の劇の時間帯を操作
していました。
やりたい放題ですが、スムーズにできてしまうのが秀知院学園生徒会長白銀御幸という男です。
【かぐや様は告らせたい 126話】会長が言葉にできない理由
会長はかぐや様に対し、格差を感じていました。
才覚・器用さ・家柄などなど最初から持っているものが違うとそう感じていました。
でもかぐやと並び立ちたい。
その一心で勉学に励んできたのです。
それこそ会長が人生で一番頑張ったこと。
これだけ頑張ったことをかぐやは知らない
これだけ想っていることをかぐやは知らないのです。
それは言葉にしていないから。
なぜ言葉にできないのか？
それはプライドも大きな理由ではありますが最も大きな理由は、
対等ではないから。
一年の春、かぐや様に恋をしたあの時から今この時に至るまで、到底埋まりようのない格差を感じていました。
生徒会長になり、テストで勝ってもなお感じている格差。
でももしかしたら対等になれるかもしれない。
そう思う気持ちに無理はありません。
でもだからこそ会長は告白できないのです。
恋愛は好きになった方が負け
告白した方が負けなのです。
ここで負けていては一生かぐやと対等になれないと感じていて、
かぐやに告(もとめ)られて初めて対等
になれると思っています。
だから白銀会長は告白できないのです。
言葉にはできないけれど伝えたいことがある。
どうしても言葉にできないから行動で示す会長。
世間知らずのかぐやにも伝わるように、目の前にあるたくさんのハートが自分の言えなかった言葉そのものだと。
【かぐや様は告らせたい 126話】告白よりも大事なこと
ここまでした演出も下準備だと言い張る会長。
それはかぐやに告白されることよりも、付き合うよりも大事なことでした。
「俺からお前に一生に一度のお願いだ」
あーもうこれは
かぐや様の言った
「一生に一度のわがままです」
との対比というかアンサーというかそういう感じですね。
二つの告白前編では
会長の
「四宮の考えを読んで四宮を探すゲーム」
に対し
「会長の考えを読んで会長を探すゲーム」
とかぐや様は返していましたね。
この感じ、お互いの言ったことなら一語一句全て覚えているというこの感じ。
素晴らしいの一言です。
さて、お願いの内容ですが、
ずっと一緒にいること
でした。
そしてかぐやにスタンフォード大学を受験するよう頼みます。
【かぐや様は告らせたい 126話】人生の選択
この頼みにかぐやは即答でOKを出します。
もちろん刹那の思考ありです。笑
実家を捨てるつもりで考えたというかぐやですが、四宮家がかぐや父がそれを許すのでしょうか？
【かぐや様は告らせたい 126話】ご褒美
そして話はご褒美の話へ
怪盗を捕まえたご褒美です。
「俺があげられるものなら……」
という会長に
「言いましたね」
と真剣な眼差しのかぐや。
そして…
言葉にできないのはかぐやも会長も同じです。
ですが、会長は文化祭の私物化という手の込んだことまでして、思いの丈を行動で示しました。
もちろんかぐやも会長への思いを行動で示します。
それは言葉よりも相手に伝わる行動
キスでお返しします。
続けてかぐやは言いました。
「これが私の気持ちです」
「二つの告白」締めの127話はこちらからどうぞ
