原作中でもいまだに謎の多い黒トリガーである遊真の黒トリガー(有吾の黒トリガー)。
能力や技がたくさんあるというかどれが黒トリガーの能力なのかピンと来ていない人も多いでしょう。
遊真にとっては生命維持のための黒トリガーであり、父・有吾の形見でもあります。
原作中ではこの黒トリガーは「学習するトリガー」だということがわかっています。
学習つまり進化し続けるトリガーです。十分に特殊な黒トリガーです。
これ学習による進化が遊真の黒トリガーの能力そのものだと思っています。
さて
そんな遊真の黒トリガーに、名前がなぜないのか書いていきたいと思います。
結論としては、遊真の黒トリガーは常に起動状態なので、わざわざ名前をつける必要がなかったのだと考えています。
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名前をつける必要がなかった
遊真の使う黒トリガーには名前がありません。迅などが使う「風刃」、エネドラの「泥の王」、ハイレインの「卵の冠」といった名前がありません。
黒トリガーとして実在しているのに名前がないのはなぜなのでしょうか?
答えは簡単です。
トリガーがずっと起動状態だからです。
つまり、三輪さんがやっていた「風刃 起動!!!!!」とか言う必要ないんです。
起動してないと遊真が死んでしまいますからね。
現在の遊真の体はトリガーの内部に封印されていて、代わりにトリオンで作られた体で生きています。
トリガーに封印された本当の体は保存ではなく、現在進行形でゆっくりと死へ近づいています。
この黒トリガーが起動していないと、遊真は生きてくことができないのです。
ずっと起動させてるトリガーにわざわざ名前を付けなかったのだろうと考えています。
ちなみに
遊真はトリオン体の体になってからは眠らなくても平気になったわけですが、トリオン体でいる時間が長いと寝つきが悪くなるという設定がありました。
このへんの設定のブレなさはさすがだなと思いました。
葦原先生による解答
BBFの質問コーナーに
「遊真の黒トリガーには名前はありますか?」
という質問がありました。
この質問に対して作者である葦原先生は
「遊真もレプリカも名前をつけようとしなかった」
と回答しています。
上にも書いたように、遊真は黒トリガーのおかげで生きています。
言ってみれば、死にかけの体で黒トリガーを起動させ、トリオン体に換装しているということです。
遊真が生きるためにはこの黒トリガーを起動し続けなければなりません。
なので、起動させ続けているものにわざわざ名前をつけようとしなかったと考えられます。
まとめ
遊真の黒トリガーに名前がないのは、
遊真が生きるために黒トリガーを常に起動していて、わざわざ名前をつけようとは思わなかったから
だと考えられます。






