ついにきました文乃回!!
長編の後ですからね。
少々仕方ないのかなとも思いましたが、にしても長いですね。
でも、今回のお話は
待った甲斐があった!!!!
といえる内容ではないでしょうか。
今回も文乃はかわええ。
ぼく勉でも
「ファーストキッスは終わらない」
ということでしょうか・・・
- 古橋零侍お前ってやつは
- 文乃とあしゅみー先輩の関係
- 真実はいつも1つ
- 今週の勘違い案件
について書いています。
Contents
【ぼくたちは勉強ができない 問104】古橋零侍お前ってやつは
「最愛の星編」を経て、親子関係がよくなりつつあると思われる古橋親子。
ここで、突然父・零侍からもう過ぎたはずの誕生日プレゼントが渡されます。
関係がよくなりつつあるとはいえ、過ぎた娘の誕生日を祝おうとするのはなかなかのメンタリティーですね。
嫌われていると自覚し、娘の三者面談よりも理珠の勧誘をするあたりで、この人のメンタルは相当アレだなとは感じていましたが。
照れ隠しでもあれはないなと思います。笑
こんな鋼のメンタル零侍は不仲であった10年間、ちゃんと文乃の誕生日プレゼントを毎年用意していたことが判明しました。
ってなるんですが・・・
「結局今年も渡せないかと思っていた」らしいですが、
文乃から歩み寄らなければどうなっていたことか・・
てか、何きっかけで渡せるような関係に修復されるとおもっていたのか・・
【ぼくたちは勉強ができない 問104】文乃とあしゅみー先輩の関係
成幸が来るのを待つ文乃とあしゅみー先輩。
真冬せんせの長編にうるかが関わり、先週の関城さん回では理珠が最後にすべてを持って行ったことを考えると、
この2人の組み合わせは必然かなという印象です。
この2人といえば、よくささやく2人ですね。
こちらとか
あしゅみー先輩のささやき
ぼくたちは勉強ができない
4巻問38.喧々たる夜に果たして[X]は勉強ができないより引用
こちらとか
文乃のささやき
ぼくたちは勉強ができない
4巻問78.心尽くしの賜物は時に[X]の錯綜となるより引用
実際に組み合わせは結構意識してあるなとは感じているんですよね。
上にも書いたように
関城さんと理珠は9巻の表紙
で登場しています。(ツーショット)
じゃあ文乃とあしゅみー先輩は11巻かと思いきや11巻はどうやら文乃オンリーぽいので少し違いました。
で、ほかの表紙を見てみるわけですよ。
そしたらありましたよね。
ほぼツーショットの表紙になっていました。
やっぱりこの組み合わせは今後も注目ポイントになりそうです。
【ぼくたちは勉強ができない 問104】真実はいつも1つ
さて、そんな関係の2人が物語を加速させます。
ぼく勉における「ファーストキッスは終わらない」編がスタートします。
文乃が忘れかけていたニャンポレオンとのキッスを思い出したのにはいくつか理由がありますが、まぁ置いておきます。
突然、図書館にレギュラーエキストラの親子が登場し、その子供がニャンポレオンZの絵本を手に取り、テンションが上がっているのを2人は見てしまいます。
そこで爆弾を投下してしまうわけです。
お察し・・・
ぼくたちは勉強ができない
問104.薄紅の粧しは時にかつての[X]を喚び起こすより引用
そして文乃さんは壊れます。
壊れると江戸時代にタイムスリップするのでしょうか・・
口調の変わりようが激しいです。
文乃も内面に多数のキャラを持っているので、かぐや様みたいにならないか心配になります。
何がいいたいかというと
さて、事実を知り、精神も軽く壊れた文乃。
トイレへ駆け込み頭の中を整理します。
どれだけ整理しても、あのニャンポレオンは成幸で、その成幸にキッスをした事実は消えません。
今までは「取るに足らない事故」として処理していたものが、
わたしのファースト・・・・・・
に変わり、胸の鼓動が高まりましたね。
【ぼくたちは勉強ができない 問104】今週の勘違い案件
文乃はファースト・・・の相手が成幸だとわかり動揺
成幸は自分がリップに気づかないから文乃が怒っている
という勘違い内容でした。
つまり文乃はキッスのことを成幸はリップのことを話しています。
その勘違いをしたまま、会話が進み・・・
成幸がリップを「よかった」とほめると、文乃はあのファーストキッスが「よかった」と思い、胸が締め付けられます。
この表情はもう完全に芽生えていますよね。
芽生えているシーンはこれまでにも何度かありましたが、まだ文乃自身が認めてはいない・認識していない状態でした。
ですが、ファーストキッスが成幸だとわかって、勘違いとはいえ「よかった」と言われて、この表情と胸の苦しみ。
この気持ちを自覚する時がやってきましたね。
そのためには、自分の気持ちにふたをしてきた理由・理解しなかった理由である
理珠やうるかの気持ちをどう処理するかが問題でした。
今まで、理珠やうるかの前では応援する側としての立ち位置でした。
何度もあったそれゆえの葛藤。
今回は文乃→成幸への気持ちに対する葛藤ですが、
成幸への嫉妬?で葛藤しているシーンもありましたね。
問73.で文乃がパフェを全部食べてしまうお話です。
成幸のキッスの相手が気になるが、理珠かうるかならよかったのに・・
という内容でした。
さて、今回のお話に戻って、、、
成幸のやり直し提案により、勘違いはなくなり場所はいつもの公園。
あのキッスの一件は両者土下座(大人の対応)にて和解となりました。
そのなかで、文乃は乙女心練習問題の成果を実感します。
成幸は「よかったって思ったのは嘘ではない」ことを伝えると、
文乃はこの返答です。
文乃、前進の笑み
ぼくたちは勉強ができない
問104.薄紅の粧しは時にかつての[X]を喚び起こすより引用
自分の胸を苦しめた言葉をこのお可愛い顔で返すということは、もう葛藤なんて取っ払って、自分の気持ちを認識し、素直に生きることを決めたのではないでしょうか。
これで、恋物語のスタート地点に立ったと感じているのですが、理珠やうるかの反応が気になりますね。
来週は成幸中心の話になりそうです。
