このお話で、理珠の長編は終わりということで、全4話で完結となりました。
- 文乃の想い
- ばーばの想い
- 理珠自身の想い
がしっかりと再確認でき、感動なしには読めませんでしたね。
それはそうと、アニメの2期制作が決定したようで・・・
どこまでやるのかはわかりませんが、文化祭くらいが頃合いなのかなと。
ということはですよ。
文乃との着ぐるみ越しのファーストキッスが・・・
最高じゃないですか!!
なのでぜひとも文化祭まで走りぬいて欲しいもんです。
まぁ、文化祭までアニメ派の人に見せれば、続きも確実に気になって、読者も増えることしょうから万々歳です。
さて、内容に入りましょうかね。







Contents
【ぼくたちは勉強ができない 117話】やはりこのテストは
文乃さんが関わったものでした。
内容は
文乃自身も理珠のようになりたかった
というもの。
文乃にとって理珠は
- 同じく教育係(真冬せんせ)をつけられ
- 夢を否定され
てきた同じ穴のムジナなのです。
もちろん、零侍にも否定されているので相談できるはずもなく、心が完全に折れていた文乃は、夢をあきらめかけていました。
そんな中で、一条の光となったのが、理珠の姿でした。
いい言葉ですね。
他人の物差しなどクソくらえ
と思った自分を殴りたくなるくらいいい言葉です。
ただクソのせいでスッと入ってこなかった・・・
さて、少し話はそれますが、
上の写真で文乃はブレザーを着ています。
ということは、理珠にとって文乃は高校1年のあの頃の印象が強いのかなと思ったり思わなかったり・・
文乃の基本スタイルはセーターのはずなので。
まぁ、誰の何を見てセーター派になったのかはこの際おいておきましょう。
【ぼくたちは勉強ができない 117話】成幸のターン
テストで文乃の気持ちを知ってもなお、心に残るのは
みんなの前で嫌な自分が出たらどうしよう・・
と思う気持ちがよぎります。
そこでこれですよ。
成幸が理珠を嫌うことはないのです。
これで
- 文乃は理珠を好きでいる
- 成幸は理珠を嫌いならない
ことが理珠に伝わりました。
しかしそれでも残る不安。
わかるぞ理珠。
その不安に対し、成幸の出した答えは”協力”でした。
もし嫌いな自分が出てしまったら一緒にどうにかしようと提案します。
しかも、この復習をするときは”嫌な部分”が出ているときです。
それでも復習に付き合ってあげる・”嫌な部分”がでていても嫌いにはならないことが、伝わったのではないでしょうか?
また、”嫌な部分”の話をしている後ろで、文乃がちゃんと嫉妬しているのにも注目ですね。
この感情は普通だということがよくわかるシーンですね。
【ぼくたちは勉強ができない 117話】ばーばの作ったゲーム
成幸が理珠の不安をとっぱらったところで、登場するのが、この仲間たち。
成幸の提案でクリスマスパーティーをすることになりました。
そして、ゲームのお時間。
やはり?、ばーばが作ったゲームをやるのは当然ですよね。
このゲームは誰かから誰がへの司令が多いゲームでした。
大人数向けのゲームなんですよね。
今週のお話では、
- 2番と3番が手を繋ぐ
- 2番の好きなところを10コ言う
- 3番に日頃の感謝を伝える
が実際に指令として出てきました。
さすがばーば。
そのへんのラブコメならここからえらいことになるのは避けられないはずなのに、それを避けた。
ラッキースケベなしの指令ゲームとはなんと健全なことでしょう。
【ぼくたちは勉強ができない 117話】ばーばの真意
さて、ゲームも楽しめたところで、成幸がこのゲームの意図を理珠に諭すように言います。
この成幸のセリフで、理珠はあの時のばーばのセリフの真意を理解します。
ばーばは理珠に同年代の友達と遊んで欲しかったのです。
だからこんな大人数で遊べるゲームを作ったのです。
今回のお話で、理珠が言葉を真正面から受け取るだけでなく、その真意も理解することができました。
ここからは相手の気持ちを汲んで行動する姿が増えてくるのかもしれませんね。
そもそも、成幸のこの言葉で、ばーばの気持ちを理解できたこと自体が急成長なのです。
文乃が憧れた芯の強さも持ちながら、他人の気持ちも完璧に理解できるようになれば、最強のヒロインになってしまうでしょう。
【ぼくたちは勉強ができない 117話】最後のささやき
問題はここですよ。
今まではあしゅみー先輩から耳打ちで成幸のことを聞かれて、否定するという流れでした。
まぁこの2つ目は勘違い案件でもありますが、文乃本人は成幸のことを聞かれたと思っています。
で、その反応として
- 1回目(画像上)では、完全否定
- 2回目(画像下)では、否定しているが・・・
っていう感じです。
この間に文乃の中で成幸への気持ちに変化があったことは明白なのです。
そして、今となっては成幸への問いに完全肯定したいくらいに想いを寄せているわけです。
その文乃が理珠へ問題のこの質問をしたのです。
しかも答えは肯定。
(成幸が)大好きだと答えたのです。
ここで大好きだと言えるところに文乃は憧れたのでしょうね。












ぼくたちは勉強ができない (1-12巻 最新刊) 全巻セット
画像は、ぼくたちは勉強ができない 33.94.117話より引用しています。