
ぼく勉 125話にして、初めてヒロイン枠としての登場を勝ち取った水希。
これまでは、単行本の幕間の女王として堅実にファンを増やし続けていましたが、その役割はネタキャラやアクセントキャラのような立ち位置でしたよね。
今週のお話で、”成幸の過去を掘り下げるのに水希は必須”なんじゃないかなと思いましたね。
成幸の長編があるとしたら、間違いなく水希目線の話も入ってくるのかなと思います。
中学以前の成幸の過去、さらには父親が亡くなった当初の落ち込んだ成幸を一番近くで見てきたのは水希のはずですからね。
さて、今週はそんなあまり焦点が当たらなかった女の子、水希のお話でした。
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どうも唯我水希です。

ここにきてこの感じは草ですよ。
これまでさんざん引っ掻き回してきて、いざ自分のターンになるとこれです。
今回のエプロンは”NAIJYO NO KOU(内助の功)”ですね。
いや、あっているんだが、なんとなく今回のは押しつけがましいと感じてしまいましたね。
”SEISAI”とかは水希が自分のポジションを示したいのかなと思っていましたけど、今回のは
気づいてお兄ちゃん!もっと感謝して!感が強いですね。
しかし、家での風景はまさに内助の功そのもの。完全に母のかわりを担当している。
- 母・花枝→唯我家の稼ぎ頭
- 長男・成幸→将来、父に代わって、一家を支えるために猛勉強中
- 長女・水希→現在、中学生で家事全般こなす
- 二男・二女→S級お子さま
という感じかな。
中学生でこれだけ出来たら、いつでもお嫁に行けてしまうほど花嫁力が高いのが水希の魅力。
花嫁力で言えば、うるかも相当なものですよね。いずれ成幸への好意が水希にバレたらどうなるんでしょう・・・
初めて、文乃と理珠が唯我家に行ったときは、挑戦状のように食材・調味料の計量や双子のお世話をやらせていましたからね。
今週のお話でも、成幸の周りにきれいな女子が多いことに嫉妬していましたが、うるかだけは完全に別格状態でした。
そんなうるかからの裏切りのような事実(成幸への好意)を知ったら、対抗するのかうるかならと認めるのかは注目ポイントになりそうです。
迷惑行為は許すまじ

成幸が忘れたお弁当を予備校まで持ってきた水希。しかし、なぜか流れるように授業に参加する羽目に。
そこで、見かけたのは兄・成幸の隣でペラペラと話をする生徒が2人。
これが水希のセンサーに引っかからないはずもなく・・・
水希、正体をあらわしました。(笑)
幕間でなくとも通常運転でしたね。おたまが机にささるってなに?(笑)
これ、成幸の隣があしゅみー先輩だったら、もっとヤバかったのでは?
センサー引っかかりまくりで非常事態です。
水希にとっての成幸とは?

成幸の周りにはたくさんのきれいな女の子がたくさん。
そして、その女の子たちやそれ以外の人からも必要とされている姿を見て、さみしい気持ちになってしまうのも無理はありませんよね。
そして行き着く先は公園のブランコ。

この公園シーンで明らかになったのは、水希が成幸に尽くすようになったきっかけです。
いわば、水希:オリジンなのです。
パパ幸がなくなって間もないころでしょう。

パパ幸のいないさみしさから家に帰らない宣言をした水希に対し、成幸も宣言します。

これはさすがにグッときますね。なんというできた兄なんだと。
そんな小さいながらもしっかりと兄として妹を支えると宣言する姿に水希は心を打たれるわけですよ。
このころの成幸は確か・・不器用で勉強も思うようにはできないはずでした。
できない成幸が妹にできることは”そばにいる”ことだったんですよね。
この「大丈夫だ!心配するな!」は自分にも言い聞かせているようで、それも加えてグッとくるシーンとなっていますね。