
ワートリでなかなかの謎を残してくれている麟児さん。
その麟児さんについて考えられることをまとめてみました。
麟児と千佳はもともと兄妹ではなかった?
不自然な点がいくつかあったので、洗い出してみました。
まず、修が麟児のことを「お世話になった先輩の妹」と表現している点。
”お世話になった”がさきにきているのです。
修が千佳ともともと知り合いで、知り合いである千佳のお兄さんに家庭教師をしてもらっているなら、こんな表現にはならないはずです。
なので、修と麟児が先に知り合ったことになります。
もともと麟児は修の家庭教師で、その麟児に千佳という妹がいたというのが正しいのかなと考えています。
また、麟児が話す千佳の話は全て伝聞系であることから、その話(千佳が近界民に襲われた話)をしている時点では、家族ではなかった可能性が出てきました。
さらに、この質問です。

この回答部分に麟児のことが言及されていません。
このことから、少々無理やりかもしれませんが、千佳と麟児は遺伝関係にないと考えられます。
よって、千佳と麟児の両親は異なってくる、つまり麟児が雨取家の養子なのではないかと思っています。

この場面で千佳が言葉に詰まっている様子がうかがえます。これは血がつながっていない他人だけど、兄なんだということを示しているようにも見えます。
さらにさらにこのシーンでは、自分が通常の親子ではないといっているようにも聞こえます。

「同じじゃない」つまり修のような血のつながり・血縁関係はないことを表しているのではないでしょうか?
近界へいくためのトリオンはどうしたのか?
麟児が近界へ行った理由がいまだに不明です。
一緒に近界へ行ったとされる鳩原は弟を救うためでしたが、麟児は何が理由なのでしょうか?
今現在では情報が少なすぎて何とも言えませんが、とりあえずゲートをくぐって鳩原と麟児は近界へ行きました。
そのゲートを開くためのトリオンや船のトリオンはどうしたのでしょうか?
かなり推測ですが、千佳からトリオンを少しずつ奪って蓄えていたのかもしれません。
アフトクラトルが攻めてくる前に偵察としてラッドがばらまかれ、近くの人間から少しずつトリオンを吸収し、ゲートを開いてトリオン兵を出してきました。
ということは、近くにいる人からトリオンを無意識的に吸収することができるわけです。(麟児にそれができると断定できるわけではない)
まとめ
まだまだ憶測に過ぎない部分が多く、これからワートリのお話が進むたびに、考え直していきます。
千佳との関係についてはけっこういいとこ行ってるんじゃないかなと思っています。
近界民説も考えましたが、こじつけするにも材料がなさ過ぎたので書いていません!
まだ気になるところとしては
- なぜ二宮に特定されたのか?
- 麟児にサイドエフェクトはあるのか?
- 鳩原との関係は?
などまだまだあるので、これからも注目ですね。