1ヶ月がとても長く感じましたね。
内容は待った甲斐があったのはいうまでもありませんよね。
ちなみにこんな予想をしていました笑

割と当たった方ではないでしょうか・・・
さて、
- エスクードの強度
- 鋼からエスクードが生える
- 来馬さんを倒せない修
- 曲芸弧月
- ユズルのポテンシャル
について書いています。
171話を読んでいない方はこちらからどうぞ









それでは行きましょう!
Contents
【ワールドトリガー 172話】エスクードの強度
1コマ目から気になることがたくさんですね。
まずはエスクードがスパッと切れているところ。
旋空弧月の威力ってやべーんだなと実感するシーンですよね。
ただ、エスクード複数枚ならどうなるのかなと思いました。見てみたいですよね。
この鋼の旋空弧月に対し
飛んでかわす遊真と
しゃがんでかわすヒュース
ここにも違いが見れていいですね。
遊真は
ROUND6で飛んで交わしたところを読まれて、生駒さんにやられたことがあるのに、またやるんですからね。
この辺の学習能力はあまりないのかもしれません。
遊真の学習能力についてはこちら



まぁ、学習とかではなく癖だと言われればそれまでなんですよね。
遊真はグラスホッパーや弾印を使うので、どうしても空中戦を好むんでしょうね。
または、空中で狙われてもどうにかしてこれたから、癖として残っている感じ。
鋼の旋空弧月を交わした後、来馬さんに狙われているので、
ってなりましたね。
【ワールドトリガー 172話】鋼からエスクードが生える
ヒュースがエスクードモーションに入った瞬間に、遊真のグラスホッパーによって一気に間合いを詰める
というのを
無言の連携でしてみせたヒューマ、又の名をネイバーズ。
ヒュースは基本的に地面に手をついてエスクードを出します。
これはしっかりとエスクードの出す位置を狙ってやっているからだと考えています。
詳しくはこちらまで



ということで、
この試合に関して鈴鳴から見たらヒュースが地面に手をつけば、エスクードで分断してくる可能性があるんですよね。
その分断を始めから警戒していたわけですが、逆手に取られる形になりましたね。
正直、これはヒュースが上手いとしか言いようがありませんね。
そんな戦い慣れしすぎているエリート軍人ヒュースに間合いを詰められ、さらに腕まで掴みました。
と思ったんですが、葦原先生はいつも私たちの予想を超えてきますね。
その掴んだ腕からトリオンを流し、鋼の背中からエスクードを生やしてしまったのです!
エスクードでの分断を警戒して、鋼と来馬さんは寄り添っていました。
その結果、鋼の背中から生えたエスクードによって、来馬さんが吹っ飛ばされることになりました。
結果的に、鋼と来馬さんを分断することに成功しました。
【ワールドトリガー 172話】来馬さんを倒せない修
ヒュースの巧みなエスクードにより、警戒していたにもかかわらず、分断させられた鋼と来馬さん。
吹っ飛ばされた来馬さんにすかさず、アステロイドが放たれます。
放ったのはもちろん修です。
来馬さんは被弾しますが、即ベイルアウトとはなりませんでした。
なんというか修の残念さが際立ちますね。
絶好のチャンスなのに落とせない…
ヒュースは狙ってくれると助かるって言ってたけど、確かに狙ったけど、物足りない感があります。
ですが、この物足りない感も込みでヒュースの作戦だったのでは?
と思っています。
その詳細は次の章に書きます。
【ワールドトリガー 172話】曲芸弧月
172話の最大の見せ場だと私は思っています。
エスクードにより分断され、来馬さんが修のアステロイドに被弾し、ネイバーズvs鋼になりました。
しかし、やっぱり鋼は来馬さんを守るため、スラスターで修を迎撃します。
この状況でも来馬さんを守ろうとするのはさすがとしか言えませんね。
さて、解説もされていたように弧月1本でネイバーズの相手をするつもりのようです。
正面にいるヒュースか背後にいる遊真のどちらかの攻撃は当たってしまうという予想に対し、鋼は1アクションで前後の2人斬ろうとします。
このシーンの鋼になんか見覚えのある方もいるでしょう…
この既視感の正体は太刀川さんですね!
ヒュースvs太刀川の弧月1本勝負のシーンです。
太刀川さんの曲芸 18巻160話「ヒュース④」より引用
まだ断定はできませんが、このシーンでの出来事を鋼にもやったのでしょうね。
太刀川さんのこのシーンでは、ヒュースの両肩に斬撃が入ってますが、どうやって斬ったのでしょうか…
前からと後ろから一太刀ずつなのか後ろから二太刀なのか…
こういったことがあったから、1アクションで2人斬るという手段が鋼にはあったんでしょうね。
鋼は旋空弧月を使っています。
これは後ろに遊真がいるのは確信していますが、どれくらい後ろなのかがわからないから、刀身を伸ばせる旋空弧月を使っているのだと考えています。
遊真にはマンティスもありますからね。
鋼といいカゲといい徐々に遊真の狙いどころがバレてきているのも、ちゃんと個人ランク戦の経験が積み重なってるんだなと感じられますよね。
カゲは遊真の攻撃をピンポイントで防御し、鋼は遊真の行動は見ていなくてもだいたいわかるんだというような反撃を繰り出します。
カゲも鋼も遊真の左腕を同じくらい削っていて、
この2人にはそんなに差はないけど、削られるのは遊真です笑
というのが伝わってきますね。
ここで効いてくるのが嵐山さんの
エースの勝率が4対6くらいなら、チームの連携1つで勝ちを引ける
という言葉ですね。
実際に玉狛は連携によって、カゲや鋼を倒せましたからね。
さて、1アクションで2人斬る曲芸弧月で遊真の左腕が削らたことで攻撃を防ぎましたが、削られただけでは遊真は終わりません。
鋼の背中に生えたエスクードを蹴り飛ばすことで、ヒュースへの弧月の軌道を逸らしたのです。
弧月の軌道がそれたことで、ヒュースが鋼の懐に入り込むことができました。
そして弧月で一突き、ベイルアウトとなりました。
このときのヒュースの右手に注目して欲しいのですが、右手を添えています。
これはおそらくヴィザ翁の教えによるものだと考えられます。
相手のトリオン供給機関を的確に破損させるときの動き、身のこなしにあの右手も含まれているのでしょう。
鋼がベイルアウト寸前でレイガストによる反撃ができなかったのは、レイガスト再生成の途中でトリオン供給機関を破損させられたので、再生成しきれなかったと考えられますね。
さて前の章で、ヒュースは修の物足りない感も込みの作戦だったと書きましたが、
ヒュースは修に狙うように指示を出しましたが、倒せという指示は出していません。
修もそのことをわかっていてわざと軽く外したかもしれません。
そこで来馬さんをベイルアウトさせてしまうと、鋼のスラスターが飛んできませんからね。
ヒュースたちが鋼を倒す作戦としては、弧月とレイガストというセットを崩す必要がありました。
そのために手っ取り早い方法として、来馬さんを狙い、鋼にスラスターを飛ばさせることでした。
弧月1本の鋼を2人で倒すというヒュースの作戦だと考えています。
【ワールドトリガー 172話】ユズルのポテンシャル
鋼がベイルアウトして、さぁ次は来馬さん!
となった瞬間、下からの狙撃により来馬さんがベイルアウトしてしまいます。
打ったのは青春スナイパーユズル。
遠征のためにはユズレないポイントです。
来馬さんが目の前で打たれて、それがユズルだと分かると、修は急に焦り出すんですよね。
こういうところが修らしいというか良さですよね。
試合の直接的な勝敗ではなく、自分たちが遠征選抜に選ばれるためには、
どうするべきか、どうなればよいか
しか考えていないんですよね。
だから、
ユズルにポイントを取られることは、そのまま影浦隊とのポイント差が開くことになるので、焦り出したんです。
まぁ修じゃなければ、来馬さんが打たれたらすぐにバックワーム起動がベストなんじゃないかなとは思いますね。
修が焦ってバックワーム起動させている時に、ユズルからの非情な宣告。
その宣告とともに修の左足は飛んでいきました。
胴体をぶっ放されなかっただけ、修も成長したのかなと思います。
さて、2発も撃ってしまったユズルですが、案の定コア寺からの襲撃にあいます。
スナイパーは寄られたら負け
ユズルに為す術はありません。
吹き抜けを落下して逃げますが、落下中を東さんに狙撃されてしまいます。
この試合でのユズルは、味方の援護0で2点取っています。(修がトリオン漏出甚大により落ちたため1pt追加)
結果論にはなりますが、
地形戦を練り、新戦術を披露した鈴鳴が1ptで、
鈴鳴の新戦術、玉狛の新戦力に対し、後手に回らざるを得なかった影浦隊2pt
ということになりました。
影浦隊の底力というかやっぱりA級なんだなと思うところです。
173,174話の内容はこちらから











