- 読み負けるヒュース
- 一矢報いたヒュース
- どこからがヒュースの作戦なのか
について書いています。







【ワールドトリガー 175話】読み負けるヒュース
小荒井が釣りだと読んでいたヒュース。
起動した直線バイパーを小荒井ではなく東さんの方へ放つ。
しかし、放った先に東さんはおらず、バックワームのみの囮だった。
すぐさま反対を向きシールドを出すも、アイビスは防げず被弾。
ベイルアウトしてしまいます。
ダミービーコンの陽動で、遊真が動いたことはわかっている描写がありました。
なので、東さんのバックワームを囮にする作戦はヒュース対策だと考えられます。
解説の嵐山さんも
視野の広い隊員ほど引っかかりそう
と言っています。
この試合でデビューしたヒュースの視野の広さや戦術レベルを考慮した作戦をとる東さん。
【ワールドトリガー 175話】一矢報いたヒュース
結果的に東隊のいつものパターンである
アタッカーで釣って狙撃で落とす
という作戦でベイルアウトしましたが、活動限界を迎える寸前で、残していたバイパーを放ち、東さんの足を削りました。
これが後に効いてくるんですよね。
ベイルアウトした直後、ヒュースは千佳にメテオラを撃つよう指示します。
これは今このタイミングでメテオラを撃てば、東さんたちは逃げではなく退却すると踏んだのです。
それもそのはずで、東さんと小荒井は両方とも足にダメージを負い、機動力がなくなっているからです。
仮に東隊が攻め続けたとしても、すでにモールの外にいる千佳と遊真に見つからずに攻め込めるとは思えないので、撤退しか手はありません。
なので、狙撃されたもののヒュースが東さんの足を削ったことによる生存点2点といってもいいと思います。
【ワールドトリガー 175話】どこからがヒュースの作戦なのか
修と意見が割れた後のヒュースは文字通り単独行動です。
ヒュースはどこまで考えていたのでしょうか?
遊真は自分をミスを取り返すために点を取りに行ったという表現をしています。
最初読んだときは、ミスを取り返すためにヒュースは少しヤケになっているように見えました。
ですが、読みかえすうちに
あれ?結局ヒュースが攻めたから生存点取れたのか?
という気持ちになってきまして、感動しております。笑
ダミービーコンの陽動が始まった時点で、東隊の方針は撤退と決まっていましたが、
撤退には2つあります。
- 自主ベイルアウト
- 時間切れまで逃げ切り
です。
ヒュースが単独行動になってからは
東隊を自主ベイルアウトさせる
のが狙いではないかと思っています。
生存点2点取れれば、自分のミスをカバーできます。
そしてあわよくば小荒井を落とせたら上出来くらいに思っていたのではないでしょうか?
ヒュースにとって、東隊がどんな作戦をとろうが、玉狛がこのまま無得点なのが最悪のシナリオな訳です。
遊真がいたら2人落とすつもりだったと思うので、やはり生存点狙いで動いていたと考えるのが良さそうですね。











