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【ワールドトリガー】空閑遊真の黒トリガーの真の能力とは!?学習するトリガーなのか?

ワールドトリガーの世界において、トリガーの能力・性能は一言で表すことができます。

まぁ使い方が多彩なものは一言では厳しいかも知れませんが、だいたいいけます。

バックワームはレーダー探知不可になるとかそんな感じです。

これは黒トリガーでも同じです。

風刃なら遠隔斬撃

卵の冠ならトリオンをキューブにする

泥の王なら三態(固体・液体・気体)変化

星の杖なら広範囲瞬間即死斬撃

とかそんな感じです。

遊真の黒トリガーの能力は?

それは「学習する・進化する・成長する」ということです。

注意していただきたいのが、遊真自身がこの黒トリガーについて語ったことはありません。

最初に「学習するトリガー」と出てきたのは、三輪の頭の中が初めてです。

このときはコピーとも表現していました。

原作中で初めて口に出したのは、太刀川さんです。

遊真の黒トリガーで使用した印は全て学習したものと考えられます。

おそらくレプリカ先生から。

レプリカ先生はトリオン兵の解析や、鉛弾(レッドバレット)から印を作り出すなど、できることがありすぎの自立トリオン兵です。

そんなレプリカ先生ともに過ごし中で、少しずつレプリカ先生の印や解析を学習していたと考えられます。

その証拠にBBFで

  • 遊真自身でも解析は可能だが、時間がかかる
  • 多重印・合成印は使うたびに自分で設定しなければならないので時間がかかる

と書いてあります。

SABR
SABR
やろうと思えばできるんかい!
なんでもありやないか!

と思いましたが、レプリカ先生から学習していたというなら納得できます。

ちなみに、常にトリガー起動状態で眠らなくていい体である黒トリガーの能力が「学習する」というものまた面白いですよね。

人間の記憶は寝ている間に脳が働き、定着させるものですが、遊真にはその寝るという行為が必要ではない。

しかし、遊真の黒トリガーの能力は「学習する」というもの。

そしてそのトリガーを常に起動状態でないと生きていけない。

つまり、他の人間と同じように成長して生きていけるということです。

SABR
SABR
友吾さん、素晴らしいトリガーをありがとう

これと上手いこと対比してるのが、鈴鳴第一の村上鋼です。

彼は強化睡眠記憶というサイドエフェクトを持っています。

体験したことを一回の睡眠でほぼ100%自分のものにできる能力です。

このサイドエフェクトのおかげもあって、鋼はボーダー入隊して1年半ほどでトップクラスのアタッカーに成長しました。

眠らずに学習し続ける遊真と眠って学習する

という感じ。

またこの2人が仲がいいのがとってもいいですよね。



遊真の学習の成果

遊真の学習するトリガーによって学んだことはたくさんあります。

まずは、レプリカのトリオン解析や「印」の生成です。

上にも書いたとおり、BBFに遊真でもできなくはないというニュアンスで書かれています。

できなくはないが、レプリカの任せた方が戦闘において効率的だ

といったところでしょうか。

三輪からコピーして出来たばかりの「射」「鉛」をヴィザ翁相手に「鎖」印と織り交ぜながら使っているところをみると、多くの戦闘経験からの学習があったからかもしれません。

遊真はスコーピオンなどのノーマルトリガーも多彩に使いますが、そのほとんどは戦争時代の経験から学んだものと考えています。

まとめていうなら、直接相手にダメージを与えない特殊な使い方です。

もぐら爪や足ブレードはログをみて学んだ可能性もありますが原作中には書かれていません。

SABR
SABR
小南先輩がが教えたもしくは使ったのかもね。

欠損部分をスコーピオンで覆うとかは遊真本人のアイデア・学習成果だと考えています。

グラスホッパーの違った使い方は「弾」印を使っていたからだと思っています。

見せかけグラスホッパー(対荒船)・相手を飛ばすグラスホッパー(対巴虎太郎)などがそれです。

まぁ緑川に習って1日で乱回転(ピンボール)を使いこなしました。流石に似たような能力を使っていたとはいえ、すごいと思います。

「弾」は1つしかだせないという設定がありますからね。

1日で実戦レベルになったのは、やはり黒トリガーの学習する能力だと考えています。

個人的に一番驚いたのがマンティスです。

カゲと初めて会ったとき、マンティスにかなり興味を示しています。

あの射程はどうやって出しているのかと気になっています。

SABR
SABR
自分もやる気満々やったんやなと今になって思います。

遊真の前でカゲがマンティスを見せたのは、

  • 個人ランク戦待合室で初めて会ったとき
  • ランク戦でコアラにかわされたとき

の2回です。

しかも、2回目に関しては遊真は見ているかわかりません。

こんな状況にも関わらず、遊真はこのランク戦当日にマンティスをつかいました。

遊真のマンティスにカゲも驚いています。

惜しくも二宮には届きませんでしたが、これで遊真が自分の使うマンティスの射程を把握したことになります。

次に使ったのが香取ちゃんへのマンティスです。

これはしっかりと当ててポイントを稼いでいます。

一回の失敗でしっかりとものにしてしまうのは学習するトリガーの能力が効いているのだと感じています。



もう一つ、学習の成果ではないかと考えているのが、人間関係です。

遊真は日本に来て早々に、チンピラの骨を折ったり折らなかったり、記憶力ゼロえもんたちと揉めたりしていました。

遊真は嘘を見抜くSE(サイドエフェクト)を持っているため、本人は嘘をつきません。

また、的を得た正直な物言いでチンピラに絡まれることになりました。

その際も、「相手が法律を守らなかったらどうする?」などなかなか刺さる言葉を発しています。

ですが19巻にて、遊真がカゲに誘われてカゲの実家のお好み焼き屋で先輩たちとご飯を食べるシーンがありました。

SABR
SABR
ついに先輩たちに誘われるまでになったか遊真・・

と胸が熱くなりましたね。

その場でも正直な物言いには変わりはありませんでしたが、お好み焼き屋でのメンバー(カゲ・鋼・ゾエさん・当真・ユズル)との関係性を築けているんですよね。

この理由には遊真の黒トリガーの能力のおかげなのかなと思っています。

ユズルと当真はおそらく面と向かっての遊真は初めてなのに、隣に座ったり(当真)・真正面にいたり(ユズル)となにかと歓迎ムードがでているのもいいですね。

まとめ

遊真の黒トリガーの能力は「学習する・進化する・成長する」ことだと考えています。

遊真は黒トリガーのおかげで他の人間と同じように今まで通り成長して生きていけることになります。

その学習・成長の証として、レプリカの印やノーマルトリガーの習得があると考えています。

また、常に起動状態にあることから人間関係の構築にも黒トリガーの学習能力が発揮されているのではないかと思っています。

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SABR
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